CATEGORY:リエナクト 装備紹介
2015年02月26日
AK祭からはじまる話。
ハウディー。どうも皆さん、永瀬です。第三回AK祭からもう数日が経ちましたね。相変わらず天候には恵まれなかったものの、TLでのAK系小銃愛好家達の熱狂ぶりはまだ記憶に新しいところです。かくいう僕もね、ちまちま集めていたセルビア装備を投入しようかと企んでいた次第でありますよ。
まあ、行けなかったんですが。
だって、ねぇ? なんか泥すごかったらしいし。装備汚れるの嫌じゃない? DSKの泥って一度固まるとなかなか落ちないし。あと資金難だし。云々・・・。まあ、そんなわけで装備記事です。
Twitterでも散々ひけらかしてる通り、僕がメインで遊んでるのは大戦期の山岳猟兵畑でありましてな、その流れで山岳猟兵装備をば。
さて、山岳帽はいつもネタにしてる気がするし、今回は山岳帽と並んで山岳猟兵の象徴的アイテムたるBergstiefel、山岳ブーツを紹介しましょう。
実は先日、実物が某軍装品店に安く出ていたので余剰装備を神速でドナドナしたんですよ。経緯はこうです。
ワイ「・・・えっ、アンクルブーツ? ・・・えっ?」
Mさん「なんぞなんぞ」
ワイ「Mさん、これ山岳ブーツじゃないっスか!?」
Mさん「オウディア」
ワイ「間違いないっス、んじゃ取り置きよろしくニキーwwwww」
Mさん「おっ、そうだな」
みたいな感じでね、値札を付け替える暇も与えずかっさらった、もといショーケースから救出してきたのですよ。売却した兵用リュックも惜しくはあったが...。しかしレプリカと実物の両方が入手できたので記念に、ね?
まずはこちらから見ていただこう。残虐ブーツともあだ名されている、いつも僕が履いてるレプリカ。異名の通り、暴力的な鋲じゃろ? 実物山岳ブーツから鋲が抜けないように慎重に歩かざるを得ない古参山岳勢を尻目にガチガチ足音を立てて歩けるわけです。コスト的な意味でレプリカの方が珍しいもんネ。では早速、実物と比較してみましょう。
かなり違いますね。ゲートルはオマケで写しました。当時の山岳ブーツ事情なんですが、いろんなメーカーが納入しててバリエーションは多岐に渡りますから間違いではありません。大まかな特徴で時期とメーカーがなんとなくわかる感じですね。
こっちが件の実物山岳ブーツ。レプリカと違って鋲が付いてません。それでお店がアンクルブーツと勘違いしちゃったみたいで安かったのん。何故山岳ブーツと判断したかと言いますとな、
つま先の角張り具合と、
この踵部分の溝。これスキーのビンディングを引っ掛けるとこなんですわ。あと、なんでつま先が角張ってるかはよく知らないのですが、やっぱ山登るときに爪先に力入れやすいんじゃないのかな、と。
・・・うん、これがかっこええのやぁ。このレプリカとは一味違う角張り具合、見とけよ見とけよ~。
ところで鋲無しの山岳ブーツをなぜここまで喜び勇んで買ったかといいますとな、割りと美味しいアイテムだったりするんじゃないかなと思って。やっぱり鋲付きだと滑って歩きづらいうえに実物だと鋲がボロボロ落ちていく・・・。このブーツ、状態が良いし鋲が無いから軽くて実用的だし見栄も張れるしで、イベントなどで履いてみるには割りと最適じゃあないかね。そして利便性だけじゃなくて使用例もあるっぽいのん。
この写真2つはどちらもパリ占領時の山岳猟兵。(上は第1山岳師団のムジーク・コンパニー。下は所属よくわかんないけど袖章あるし40年に規格帽があるわけないジャン)よく見るとブーツに鋲がついてないみたいです。この他にも鋲無し山岳ブーツの写真を確認しましたし、使用痕のある実物が残っているのも証拠になるでしょう。そもそも山岳ブーツの鋲って兵隊が自分で打ち付けるみたいだし。(打ち付けてるとこの写真もあるけどケチだから貼らない)
そういえば、レプリカの方の履き口に布地か付いてますが、これはゲートルの滑り止めでしてな。これがつくのは思ってたより後からみたいで、実物の方には付いていません。あと、補強の縫い方その他の特徴から初期型のブーツと推察されます。断片的ではありますが仕様書の写しからみると29年型の特徴と合致しますな。ただね、問題はどこの仕様書か失念しちゃいまして...。このあたりはまだ詳しく勉強してないからわからんのじゃ。スイス・バリー社かなぁ、なんて...。
とりあえず、今回のブーツは30年代の外出用?山岳ブーツかな、なんて結論に落ち着きました。また一歩理想の山岳ブーツに近付けた気がしてニヤニヤしちゃいますね。
参考までに言うと、靴紐の固定にハトメとフックが併用されてて爪先が角張っててビンディング対応の平たい鋲が付いててカラーはダークブラウンのやつ。スエード地は手入れ怠いからNGで。割りと一般的な大戦初期の山岳ブーツの特徴ですけど、意外と見つからないんだなこれが。見かけたら是非ご一報ください。
次は実物ゲートルが欲しいな。これもなかなか無いんだよなぁ...。とてもつらい。燃えるぜ。フンスッ。その後は山岳ブーツ収納袋♡
それではまた次回~。
まあ、行けなかったんですが。
だって、ねぇ? なんか泥すごかったらしいし。装備汚れるの嫌じゃない? DSKの泥って一度固まるとなかなか落ちないし。あと資金難だし。云々・・・。まあ、そんなわけで装備記事です。
Twitterでも散々ひけらかしてる通り、僕がメインで遊んでるのは大戦期の山岳猟兵畑でありましてな、その流れで山岳猟兵装備をば。
さて、山岳帽はいつもネタにしてる気がするし、今回は山岳帽と並んで山岳猟兵の象徴的アイテムたるBergstiefel、山岳ブーツを紹介しましょう。
実は先日、実物が某軍装品店に安く出ていたので余剰装備を神速でドナドナしたんですよ。経緯はこうです。
ワイ「・・・えっ、アンクルブーツ? ・・・えっ?」
Mさん「なんぞなんぞ」
ワイ「Mさん、これ山岳ブーツじゃないっスか!?」
Mさん「オウディア」
ワイ「間違いないっス、んじゃ取り置きよろしくニキーwwwww」
Mさん「おっ、そうだな」
みたいな感じでね、
まずはこちらから見ていただこう。残虐ブーツともあだ名されている、いつも僕が履いてるレプリカ。異名の通り、暴力的な鋲じゃろ? 実物山岳ブーツから鋲が抜けないように慎重に歩かざるを得ない古参山岳勢を尻目にガチガチ足音を立てて歩けるわけです。
かなり違いますね。ゲートルはオマケで写しました。当時の山岳ブーツ事情なんですが、いろんなメーカーが納入しててバリエーションは多岐に渡りますから間違いではありません。大まかな特徴で時期とメーカーがなんとなくわかる感じですね。
こっちが件の実物山岳ブーツ。レプリカと違って鋲が付いてません。それでお店がアンクルブーツと勘違いしちゃったみたいで安かったのん。何故山岳ブーツと判断したかと言いますとな、
つま先の角張り具合と、
この踵部分の溝。これスキーのビンディングを引っ掛けるとこなんですわ。あと、なんでつま先が角張ってるかはよく知らないのですが、やっぱ山登るときに爪先に力入れやすいんじゃないのかな、と。
・・・うん、これがかっこええのやぁ。このレプリカとは一味違う角張り具合、見とけよ見とけよ~。
ところで鋲無しの山岳ブーツをなぜここまで喜び勇んで買ったかといいますとな、割りと美味しいアイテムだったりするんじゃないかなと思って。やっぱり鋲付きだと滑って歩きづらいうえに実物だと鋲がボロボロ落ちていく・・・。このブーツ、状態が良いし鋲が無いから軽くて実用的だし見栄も張れるしで、イベントなどで履いてみるには割りと最適じゃあないかね。そして利便性だけじゃなくて使用例もあるっぽいのん。
この写真2つはどちらもパリ占領時の山岳猟兵。(上は第1山岳師団のムジーク・コンパニー。下は所属よくわかんないけど袖章あるし40年に規格帽があるわけないジャン)よく見るとブーツに鋲がついてないみたいです。この他にも鋲無し山岳ブーツの写真を確認しましたし、使用痕のある実物が残っているのも証拠になるでしょう。そもそも山岳ブーツの鋲って兵隊が自分で打ち付けるみたいだし。(打ち付けてるとこの写真もあるけどケチだから貼らない)
そういえば、レプリカの方の履き口に布地か付いてますが、これはゲートルの滑り止めでしてな。これがつくのは思ってたより後からみたいで、実物の方には付いていません。あと、補強の縫い方その他の特徴から初期型のブーツと推察されます。断片的ではありますが仕様書の写しからみると29年型の特徴と合致しますな。ただね、問題はどこの仕様書か失念しちゃいまして...。このあたりはまだ詳しく勉強してないからわからんのじゃ。スイス・バリー社かなぁ、なんて...。
とりあえず、今回のブーツは30年代の外出用?山岳ブーツかな、なんて結論に落ち着きました。また一歩理想の山岳ブーツに近付けた気がしてニヤニヤしちゃいますね。
参考までに言うと、靴紐の固定にハトメとフックが併用されてて爪先が角張っててビンディング対応の平たい鋲が付いててカラーはダークブラウンのやつ。スエード地は手入れ怠いからNGで。割りと一般的な大戦初期の山岳ブーツの特徴ですけど、意外と見つからないんだなこれが。見かけたら是非ご一報ください。
次は実物ゲートルが欲しいな。これもなかなか無いんだよなぁ...。とてもつらい。燃えるぜ。フンスッ。その後は山岳ブーツ収納袋♡
それではまた次回~。